北九州市について

北九州はどんな街?

門司港

北九州のといえば工場の夜景や門司港のレトロな夜景など人気の観光地のほか、グルメや自然などの楽しめる観光スポットがいっぱいです。 ここでは、まだ北九州を訪れたことがない方に北九州の魅力をご紹介します。

【北九州の歴史】

北九州の都市形成は慶長7年、小倉城築城に着手したときから本格的にまちづくりが行われ、大里宿、黒崎宿、木屋瀬宿など城下とともに宿場町が発展していきました。 幕末は長州藩から攻められて小倉城を自焼し、城下は一時期衰退しましたが、明治に入ると八幡製鉄所創業、九州鉄道開通、門司や若松の特別輸出入港など交通の要所、大陸貿易と、日本の四大工業地帯として発展してきました。

【公害対策】

しかし工業都市として発展するということは、海や空は人の住める環境から遠く離れることを意味します。この状況を何とか改善したい、と市民、企業、行政が協力して公害対策に取り組みました。 そして、死の海や太陽の出ない空などの公害を克服し、その環境技術はいまや世界のお手本になっており、海外からの研修が絶えません。こうした北九州市の環境への取り組みは教科書にも大きく取り上げられています。

【ものづくり】

そして現在では自動車生産の一大産地となり、ロボット産業、薄型TV用パネル、半導体、リサイクル工場など、工業としての姿も変わってきています。また、鉄から始まる近代化遺産、環境産業や工場、自然をいかした観光の拠点となる構想が実現しつつあります。100年の歴史を持つ北九州のものづくり、世界に誇る環境への取り組みを、体験を通して学習出来る修学旅行も増えてきています。

【観光地として】

北九州市の観光は、門司港レトロ、めかり地区をはじめ、いのちのたび博物館、小倉城下の「歴史散策」、皿倉山、平尾台、多くの文学者を輩出している「文学散歩」、北の旭山に対し南の『到津の森公園』などがあります。ものづくりのまちとしてだけでなく、おいしい食べ物や豊かな自然、情緒豊かな文学のまちとしての顔も持っているのです。