北九州市のグルメ

【ふく料理】

ふぐちり

北九州は下関と並び、ふく料理の店も多くあります。九州におけるふぐの本場で、和食はもちろんのこと、洋食、中華と、冬場に天然物のフグを楽むことができます。こちらではふぐと濁らず、「ふく」と発音します(ふく=福)。

【関門海峡たこ】

関門海峡のタコは立って歩くといわれ、実際に足の半分くらいまで立ち胴が浮いている状態で横飛びもするそうです。このタコは10ノットの早い潮の流れの中で生きているため、足が筋肉質で短く太く、そのプリプリ感で味もまた格別です。

【豊前海一粒牡蠣】

豊前海一粒牡蠣は、きれいで自然豊かな山から流れ込む3つの川の栄養素で育った、大粒で肉厚な、そして甘さがあることが特徴のカキです。九州でも最高品質のカキで、生産量は県内一となっています。普通2年くらいで成長するカキですが豊前海では1年と少しで成長し、11月下旬から2月にかけてが旬となっています。

【ぬか炊き】

小倉名物のぬか炊きはじんだ煮とも呼ばれ、ご飯にもってこいの食べ物です。うどんやそば、お茶漬けにもよくあい、小倉駅近くのお店でも定食として食べることも、またお土産としても人気です。 小倉ではぬか味噌のことを「床」といい、400年ほど前、小笠原公が大切に床の間で育て床漬けを推奨したことから来ています。100年床で炊いた鰯や鯖など、ぬかそのものを一緒に食べる独特の小倉発祥の食文化です。